家づくりコンセプト

皆さんは夏にダウンジャケットを着ますか?

宇都宮温暖化記事ウールのセーターを着ますか?
着たとすると涼しいでしょうか?
ではなぜ、夏布団と冬布団を使い分けるのですか?
冬布団では夏は暑くてたまらないからですよね。

お家も衣服や布団と同じだとは思いませんか?
冬暖かいということは、夏はもっと暑くなるということと背中合わせです。
夏に冷房を使用しない過ごしやすい家を実現するためには、熱がどのように伝わるのかを知らずしては不可能です。
 

平屋建ての夏は暑い!

熱というものは開口部からは、葭簀(よしず)や簾(すだれ)、植栽などである程度は対処できます。
しかし、屋根からの熱に対しては対処できません。
そして、平屋建てはすべての空間が屋根の直下であるため、この屋根からの熱にお悩みになる方が多くいらっしゃいます。

暑さが厳しいときは二階建てであれば、一階に避暑することも可能です。
しかし、平屋建ての場合、避暑的な空間はありません。
外気温より屋内温度が高いとき、二階であれば窓を開けて寝ることもできます。
しかし、平屋建ての場合、防犯上窓を開たままで就寝することはできません。

このような平屋だからこそ、寒さ対策にも増して、暑さ対策が重要なのではないでしょうか。

 

本当の意味での快適性を考える

大規模停電記事真夏の猛暑日に、大規模かつ長時間停電が起こったらどうしますか?
単純に気密断熱だけを高めた住まいが、本当に夏涼しいのであれば、停電時のように冷房なしで過ごしてみてください。
さて、どうなることでしょう?
蒸し風呂状態のようにならないでしょうか?

冬ならば、石油ストーブで暖をとることもできます。
重ね着をして寒さをしのぐこともできるでしょう。
しかし、冷房は電気が使えなければ代わる手段がありません。
 

過ごしづらい住まいが増えている?

冷房が原因で体調を崩したことのある方々へのアンケートによりますと、「自宅で就寝中の冷房によって体調を崩した」と回答している人が47.3%と約半分を占めます。
これは裏返せば、就寝中でも冷房していなければ過ごせない(過ごしづらい)住まいが増えていることの証でもあると私たちは考えています。

もちろん、温暖化がそれに拍車をかけていることも否めません。
だからこそ、冬暖かく、夏は本当の意味で涼しい(冷房を使わなくても過ごしやすい)家づくりが求められるのではないでしょうか。

 

栃木の家づくり

栃木の家づくり夏と冬の寒暖差が大きい栃木県。
私たちは、そんな地域で一年を通して快適な家づくりを目指しています。

冬暖かいというのはもう当たり前ですね。
一方で、夏涼しいというのには次の二通りの考え方があるでしょう。
 

■ 冷房効率を高めた家づくりという考え方(ただし、冷房を使わないと暑い)
■ なるべく冷房を使わずに過ごせる家づくりという考え方

 
私たちは後者の考え方を持っており、日々心がけています。
そして、この考えに沿って日々試行錯誤し、やっと辿り着いたのが私たちの家づくりです。

 

次に、私たちの家づくりをご覧ください

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